EAUDEVIE

Frame & Lens durability test


曇り止めのテスト


■Published:2018-01-04
■Categories:眼鏡、サングラス、曇り止め

▼はじめに

冬のこの時期、マスクをしてメガネを掛けている人を街で見ると、メガネのレンズが曇っているのを良く見掛けます。
風邪を引いている人、花粉などのアレルギーの人、また最近では若い女性が、保湿や小顔効果の為に「伊達マスク」をする人が増えています。
あるいはマスク着用を義務づけられている、食品関係や医療関係など、職業柄する人もいます。

私人身も、メガネ+マスクの組み合わせで通勤していますので、電車に乗った直後や、コンビニなどの店舗に入った直後は、メガネが曇ります。
メガネが曇らない様にするには、メガネ用の曇り止めを塗るか、防曇コートのついたメガネレンズを使用するか、メガネが曇らないマスクを着用するかだと思います。
防曇コートのレンズは高価でもありますし、すぐに試す事も出来ません。
また、スポンジなどで隙間を埋めた、メガネが曇らないマスクも、毎日使用するにはコストが掛かります。
今回は、気軽にすぐ試せる、メガネ用の曇り止めを、数種類テストしました。
もし、まだ試した事のない曇り止めがありましたら、参考にしてみて下さい!

▼何故、眼鏡やサングラスのレンズは雲るのか

メガネが曇る原因は、急激な温度差により、空気中の水分が細かい水滴となってレンズの表面に付着することで、その水滴が光の乱反射を生み、白く見えるのです。
メガネを曇らない様にするには、レンズに水滴を付着させない様にします。
今回テストした曇り止めは、レンズ表面にクロス、液体、ムース、ジェルなどを塗り、水滴を付かないようにするものです。
それぞれレンズに塗る前、中性洗剤で綺麗に洗い、油膜の付いてない状態をつくります。
使用方法をしっかり守り、正確に塗らなければ効果が得られません。 今回のテストで、同じ商品でも、使用方法を間違えると、結果が大きく変わりました。
やはり完全に曇らないのは難しいので、効果の持続力、手軽さ、コスパを評価しました。
テストに使用したレンズは、撥水コート付の一般的なメガネレンズの為、多くの眼鏡ユーザーの方に参考になると思います。
ただし、スポーツサングラスに使用されるポリカーボネイトレンズや、ハードコートのみのレンズには、効果が全く違う、あるいは使用できないものがありますので、ご注意下さい。

以下、評価報告になります。