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紫外線と悪影響


ここでは紫外線の悪影響を説明します。
紫外線とは、以下表の可視光線以下の部分を指します。

紫外線 分光表

紫外線の眼に対する影響は、急性のものと慢性のものがあります。


▼急性のもの

急性角膜炎(紫外線角膜炎)
海や山など紫外線の強いところで、何も眼を保護していないと夜になって眼が開けられないほど痛くなります。
紫外線により角膜が炎症を起こしているので、数日で回復します。

▼慢性のもの

翼状 (よくじょうへん)
強膜(白目)の表面を覆っている結膜組織が過剰に増殖し、角膜(黒目)に進入してくる病気のことです。
漁師など野外労働者に多く、サーフィンをしている人にも多く見られます。

瞼裂斑 (けんれつはん)
白目の一部が黄色く濁って盛り上がる症状。
最近の調査では子供の多くに見られ、特に野球などのスポーツをしている子供の6割に症状が出ている。

白内障 (はくないしょう)
水晶体が灰白色や茶褐色ににごり、物がかすんだりぼやけて見えたりするようになる。
紫外線もその要因のひとつといわれている

加齢黄斑変性 (かれいおうはんへんせい)
網膜の黄斑〈おうはん〉というところに異常な老化現象が起こり、視機能(視力や視野)が低下してくる病気です。
紫外線が原因となって、黄斑部の細胞に、活性酸素が大量に発生します。
黄斑部に抗酸化物質のたくわえが少ない場合、細胞の脂質が、有害な「過酸化脂質」に変化するのです。

▼眼をケアする

上記より、いかに慢性のものが多いことがわかります。
つまり日常から眼をケアしていかないといけません。
特に外でスポーツする場合は要注意となります。

肌にUVクリームを塗っても眼に塗る事が出来ません。
眼を保護しないと慢性となりますし、肌も黒くなります。
眼に入った太陽光で肌が黒くなるので、いくら表側にUVクリーム塗っても内側から黒くなってしまいます。
眼に強い太陽光が入る⇒脳下垂体でホルモン産生⇒皮膚でメラニンが分泌される⇒メラニンが沈着して肌が黒くなる

スポーツの場合、眼から紫外線が入ると疲労が増す事が実証されてます。
最近のマラソン選手がサングラスをかけているのはそういう理由もあります。

▼サングラスを掛ける

ここで注意しなければいけないのは、濃いレンズのサングラスは必要ないということです。
むしろ通常の眼鏡をサングラスにしたタイプは横から紫外線が入ってきてしまい、濃いレンズで良く見ようと瞳孔が開くので余計に悪影響が出てしまいます。

ベストなのはサイドも顔を覆った形状のサングラスで、レンズカラーも濃くなくて良いです。
もちろん高所登山など特殊な場合は色を濃くしないとだめなので、アドバイスを受けてください。

▼レンズのカラー

レンズのカラーは濃くないほうが良いといいましたが、人によって眩しい色が違います。
どのくらいの濃さにするかどのような色にするかをアドバイス受けてください。

▼ブルーライト

紫外線は可視光線から下の部分といいましたが、突然可視光線から眼に有害で無くなるわけではありません。
当然紫外線に近い部分はエネルギーが強くこれをブルーライトと言います。
サングラスでUVカットはできますが、ブルーライトはその名前の通り青い色なので我々が見ることが出来ます。
見ることが出来るというのは網膜にその強いエネルギーが届いているからです。
こうしたブルーライトをカットすればより眼に悪影響が少なくなります。


◆ 結論 ◆

・UVクリームを塗るなら眼の保護もする。(UVカットレンズを使ったサングラスを掛ける)

・サングラスは顔を覆うデザインにする。
 オードビーオリジナルZ-4(一例)

・レンズカラーは薄めにする。

・できればブルーカットレンズの機能を持ったレンズにする

・きちんとアドバイスを受けて、自分に最も合ったレンズを選ぶ。