▼テスト結果
■Published:2017-03-25
■Categories:釣り、夜釣り、フィッシング
今回のテストは、ナイトフィッシングにおける偏光レンズとまずめグラスのテストです。
▼テスト内容
①ナイトフィッシングにおいて偏光レンズは必要なのか?
②まずめグラスと相性の良いレンズは?
③陽が落ちきった際のまずめグラスの効果は?
▼テスト環境①
釣行日:3月13日
状況:大潮、曇り時々雨
場所:鶴見川河口
ターゲット:シーバス
使用フレーム:OZNIS FLAT03
使用レンズ:TALEX FLAT03、モアイレンズ3種(グレー,ブラウン,パープル)、まずめグラス
▼テスト環境②
釣行日:3月22日
状況:小潮、晴れ
場所:東雲運河
ターゲット:シーバス
使用フレーム:OAKLEY FENCELINE
使用レンズ:眼鏡 + 度入り透明レンズ + まずめグラス
▼フィールド環境:東雲運河 夜
①モアイレンズは夜間運転可の偏光レンズと言う事で、透過率が高い分、反射を取る性能はほんの僅か。
そもそも、モアイレンズシリーズの位置付けは、偏光レンズと言うより、目の健康を守るレンズといった感じ。
夜間も日中同様、水面の情報を把握する事はとても重要で釣果にも繋がる事だが、偏光レンズを使用してまでの必要性は感じなかった。
むしろ、僅かな濃度のレンズでさえ、暗く感じてしまう。
②モアイブラウン、モアイパープル
コントラスト系カラーが予想に反し減光効果が高く、逆にナチュラルカラーの方がどの波長も均等に落とす分、明るく感じた。
マズメグラスとの組み合わせを考えるなら、モアイグレーが個人的におすすめ。
夜間釣行であれば、偏光レンズである必要もない為、普段掛けの透明レンズがベストマッチング。
③マズメグラスの効果大
少ない灯の中で、ロッドのガイドにラインを通したり、ルアーにラインを結ぶ作業効率が上がった。
シーバスが餌を捕食した際に出る水面の波紋や、投じたルアーの着水地点が目視出来るようになった。
水中のロープや漂流物が見やすくなり、ルアーロストを回避出来るようになった。
▼総括
マズメグラスは、日中は手持ちのサングラスの上に、夜間は眼鏡の上にクリップオンするだけなので、とても手軽に扱う事が出来る。
少し強い度数のサングラスや眼鏡を新たに用意するよりも安価なので、どの釣行にもタックルボックスに入れておけばオッケー。
今回のテスト時の釣果は、マズメグラスのアドバンテージを活かす事が出来ず、ボウズでした…。